Q1. オイルは何故黒くなるのですか?
Q2. PECSを装着するとなぜオイルが黒くならないのですか?
Q3. 永久磁石だけで濾紙のエレメントはいらないのですか?
Q4. 磁石を使ったほかの製品とどうちがうのですか?

Q1. オイルは何故黒くなるのですか?
一般に有機物が800℃前後の熱を受けると、即座に炭素分が析出して黒くなります。
例えば、炭の場合は材料にする木を炭焼き窯に入れて火を入れ熱すると、木の炭素分が析出して黒くなります。ディーゼルエンジンの黒煙は、圧縮熱によって析出された燃料の炭素が、酸素の不足により未燃焼のまま黒煙となり排出されます。

エンジンオイルもこれらの現象と全く同様で、エンジン内部で微細な摩耗粉が発生するとき、800℃前後の熱が発生します。そのような高温にたえられるオイルはありませんが、小さな摩耗粉のため発熱量が少ないので、摩耗粉の周りだけがその影響をうけてオイルの中の炭素が析出されて黒くなります。又燃焼室の中で燃焼直前に析出された炭素が、酸素不足のために充分燃焼できず、膨張工程時に炭素と分解された燃料がシリンダーとピストンリングの間隙からもれ、オイル中に混入するためです。



Q2. PECSを装着するとなぜオイルが黒くならないのですか?
一次発生する微細な鉄粉がPECSに吸着すると、摩耗粉の再発生を防ぐことができます。
さらにピストンリングとシリンダーの機密性がよくなり、ブローバイガスの混入がないためオイルは黒くなりません。

オイルが黒くならないということは、エンジンが快適な状態であることを示しています。

最近のオイルの中には清浄分散剤がは入っているため、カーボンが分散して黒くなるという説明がありますが、PECSを装着した場合はカーボンの発生を防ぎますのでオイルは黒くなりません。
古い車にPECSを装着した場合には、オイルそのものは劣化しにくいのですが磁気によるオイルへの影響と清浄分散剤の働きで、エンジン内部に付着しているカーボンが落ちるため、2〜3回オイルを交換していただくと、オイルが黒くならないのがよくおわかりいただけます。

ガソリン車の場合10,000km走行してもオイルのアメ色が残っている場合があります。エンジンの状況が各車ごとに異なりますのでオイルの交換は各自動車メーカーの指示を守って交換していただきますようお願いいたします。

Q3. 永久磁石だけで濾紙のエレメントはいらないのですか?
濾紙のエレメントはいりません。

1992年ブラジルで開催された【エコ’92地球サミット】にブラジルの企業により招待され、参加したのはPECS 3P-N, 2P-Bで濾紙式カートリッジとの併用型でした。
この効果は
@燃料が高速道路では20%、一般道では10%向上する。
Aエンジンが静粛になり、快適なドライビングが楽しめ、疲労感が減少する。
B摩擦熱が極端に減少し、渋滞時でもオーバーヒートの心配がない。
C微細鉄粉を除去することにより、エンジンの摩耗がなくなりエンジン寿命がのびる。
Dオイルが黒くならない。
ECO, NOx, HC, CO2及び白煙・黒煙も減少する。
でした。これらの効果は長期間のテスト、販売実績から実証されています。

『Dオイルが黒くならない。』 この現象から、
・濾紙のみのオイルフィルターではオイルが黒くなる。このことから、メッシュの小さなカーボンは濾紙を透りぬけてしまっている。
・PECS 3P-Nを併用した場合、カーボンはPECSに付着しないことから、カーボンの発生を予防している。
上記のことから、濾紙は不要ではないのかと推考しまた。


【PECS MARK-IVの開発】

@平成7年度の群馬県の補助事業の対照となり、前述のPECS 3P-Nと同程度の効果があれば充分に濾紙不要の無交換方式オイルフィルターとして有効であると考えました。

A実走行において、PECS MARK-IV と3P-Nにおいて多数比較テストを行い、オイル分析の結果、充分にPECS MARK-IVの結果が優秀であることが証明されました。

Bさらに、7t車・4t車などでも、営業車にて実走行テストを行いその性能を確認しています。

C長期にわたり継続したテストを行い、耐蝕性・安全性を確認した上で、平成17年度から商品化にふみきりました。

Q4. 磁石を使ったほかの製品とどうちがうのですか?
ペックスは磁極の配列を特殊な構造にしてあります。そして永久磁石の特性を極限まで生かしています。

他の製品ではオイルがすべてここを通過するわけでないので、効果が少ないのです。
PECSはすべてのオイルがここを通過するところに装着されているめ非常に効果が大きいのです。

前述のごとく完全に効果があれば通常の使用範囲ではオイルは黒くなりません。

 
 このページのトップへ
TOP | 製品案内 | 研究・開発 | Q&A | 会社案内 | お問い合せ

Copyright(C) 2005 TAGEN TECS CO., LTD. All rights reserved.